発達障害のお子さんはゲームやITが得意

発達障害のお子さんはゲームやITの得意なお子さんが多い傾向になります。言われてみれば当然の流れかもしれません。発達障害のお子さんは得意と苦手がはっきりしている、集中力が続く分野は続くけど続かない分野は全く続かない、コミュニケーションや人間関係の面で苦労しているお子さんが多いので必然的にゲームやインターネットなどに触れる時間は必然的に長くなりやすい。このようなところからも発達障害のお子さんとゲーム・ITというのは相関がかなり高いのではないかと思われます。支援を通して分かったことは特に男の子はこの傾向が多いかなという気がします。ただまれに女の子もいます。私の弟が女の子を扱うのがとても上手で周りが勉強になっています。

お子さんが好きなゲームは任天堂の「あつまれどうぶつの森」「マインクラフト(マイクラ)」「フォートナイトバトルロワイヤル」「スーパーカービィハンターズ」「バトルゲーム」などが代表的です。

私の支援機関ではその中でも「マイクラ」をやりたいというお子さんが多いかなという気がします。マイクラは小学校低学年から遊ぶことのできるということなので多くのお子さんが楽しめるのではないでしょうか。マイクラは石や木などのブロックや様々なアイテムなどを使って自分だけの街を作っていくサンドボックス型のゲームとなっています。マイクラには敵のキャラクターがいる世界の中で生き残っていくサバイバルモードと純粋にものづくりをしていくクリエイティブモードがあります。それぞれ異なった遊びをすることになります。マイクラを行うのは大半が男の子ですがごく少数で女の子もいます。近年マイクラは世界中の教育現場で創造力を鍛えていくという意味での学習教材として注目を集めていきます。多少のプログラミングスキルとそれなりの創造力も付くのでいいのではないでしょうか。大人よりもお子さんの方が得意かなという気がします。

またフォートナイトを楽しむお子さんもいます。フォートナイトはマイペースでのんびりする・自分のルールで島を作る・モンスターと戦う世界を救えなどがあります。最後まで生き残るサバイバルなどがあります。最後まで生き残れるかのバトルロイヤル、リラックス感のパーティーロイヤル、自分の島を作るクリエイティブ、他のプレイヤーと組んで敵のモンスターを倒す世界を救えの4つの方法で遊ぶことができます。バトルロイヤルや世界を救えは男の子向き、パーティーロイヤルなどは女の子向けのアイテムとしても作られているのかなという気がします。

お子さんにはこの2アイテムが圧倒的に人気です。むしろ大人世代としてはマリオカートデラックスやスーパーマリオパーティーなどに親近感がありますね。ちょうど幼少時代にマリオ世代だったのでその名残があります。ただ今のゲームは昔に比べて明らかに高度化しています。大人でもゲームにはまる理由が分かります。大人・親がはまれば子ども・お子さんも倣ってやりますよね。

ゲームは日本だけでなく世界中で人気があります。ただゲームだけにのめりこむことは良くありません。平日は1時間・土日は3時間とかと時間を決めて楽しみましょう。

参考資料・出典
GOOランキング:https://ranking.goo.ne.jp/select/13300
フォートナイト:https://www.epicgames.com/fortnite/ja/news/what-is-fortnite-beginners-guide