発達障害の公表は?のさかなクンですが・・・

さかなクンは葛飾区生まれの魚類学者です。「ぎょ・ぎょ・ぎょ」とかのキャラクターでNHKや教育テレビなどによく出演しています。若いという印象のある方ですが、1975年生まれということで団塊ジュニア世代になります。

さかなクンは高校3年生にテレビ東京系列のテレビチャンピョンという「全国魚通選手権」という番組でインパクトのある成績を残し、その翌年以降にその番組を5連覇もする大偉業を達成して番組の殿堂入りを果たします。当時から子どものような表情ではしゃぐ姿で人気がありました。やはり若い時から特別な才能を持っていたことが想像されます。

日本動物植物専門学院を卒業後多摩市の魚関係のペットショップで住み込みの店長で仕事をします。本当にはまったらどこまでも突き進んでしまう性格というのも見て取れます。

その後も魚専門のサイエンスライターとしても活動します。そして30歳ごろになって、ついに東京海洋大学客員准教授に就任します。小学校の時の卒業文集に書いた「水産大学の先生になって、研究したことをいろいろみんなに伝えたい」という夢を実現します。また2012年には海に関する研究や啓蒙活動に貢献した「海洋立国推進功労者」として内閣総理大臣賞を受賞しました。

さかなクンこそが「好きこそものの上手なれ」を実践した方ではないでしょうか。学校の成績はあまり良くなかったようです。ただ魚に対しての研究心と人を喜ばせること、さらに他人への思いやりは誰もが真似できるレベルのものではありません。天才的な才能と人への気遣い。これは大人として生きていくために大事な2つの要素ではないでしょうか。

さかなクン自身が発達障害を公表しているという確信めいた情報はありませんでした。たださかなクンのキャラクターであれば、発達障害というものを笑って「発達障害・いいよね。僕のイメージにぴったり!」と言いそうな気がします。とても親しみのあるキャラクターで個人的にも好きな方です。

発達障害、発達が気になるお子さんはIT・ゲーム・芸術・音楽・数学なんでもいいので、とにかくこれだけは人に絶対に負けないという特技を持っていただきたいです。それがご自身の存在・生きていくための大きな自信になります。そこから人生の突破口を大きく開くことができます。何でもいいので一芸を極めていただきたいです。お母様・お父様もぜひそのお子さんの一芸を応援して上げられるような環境を作っていただきたいです。

参考資料・出典
ウイキペディア:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%95%E3%81%8B%E3%81%AA%E3%82%AF%E3%83%B3
ブレインクリニック:https://tokyo-brain.clinic/psychiatric-illness/dd/1689